クラニオセイクラル・バイオダイナミクス(頭蓋仙骨療法)を広めたい

 

 とにかく、他では味わえない気持ち良さがある。そして非常に効果がある。

何よりこの気持ち良さが際立つのは、プラクティショナーがただ触っているだけなのに、このように感じるからだ。

 

 あと安心感に浸される。例えて言うと、小さい頃、病気の時に母親にに枕元で見守ってもらっているような、、あの懐かしい感覚。

 

 場合によっては、痛みなんかもでる。先ほどのようにただ触っているだけなのにだ。しかも触っていない別の箇所なんかに痛みなど違和感が出てくる場合もある。そういうことをプラクティショナーはクライアントとともにプロセスする。それがプラクティショナーの仕事となる。そのためにプラクティショナーは勉強し、理解し、経験する。

 

 単純に不快なところをモミモミして気持ちよくなった。。ではなく、

何らかのテクニックで瞬間に痛みを取る。。でもなく、

 

 クライアントはそういうプロセスを経ることによって更なる”気持ち良さ”を納得する。

 

 一般的にはクラニオ(クレニオ)セイクラル・セラピーと呼ばれるものが伝わっている。脳と脊髄の周りに取り囲まれている硬膜との間に脳脊髄液という衝撃を吸収する液が満たされており、それが頭蓋、脊髄、仙骨の無意識的なポンプ的な動きによって循環するという仮説を立て、その循環を促進させる。そのための手法としてCRI(クレニオ・リズム・インパルス)を感じて、バイオメカニカル的にバランスを整えていくことを目的とする。

 

 クラニオセイクラル・バイオダイナミクスはもう少し広い概念をもつ。

具体的には、CRI以外にもう少し間隔の長い2つのリズムを感じられるようにする。

 

CRI    (1分間に8~14サイクル)

ミッドタイド (1分間に2.5サイクル)

ロングタイド (100秒に1サイクル)

 

  そして、プラクティショナーは目の前にある問題に対して、治そうと意図を持たないようにする。クライアントの体内で作用する力 (フォース)や 第1次呼吸と呼ばれる潮流(タイド)、治癒力(ポーテンシー)、体液の流れ、組織の状態などに耳を傾け、クライアントの持つ健全さや内側から起こってくる自己調整をサポートすることを目的としている。施す側は只々上記のリズムを感じているだけ。

 よく野口整体などの思想の中で、治すのは本人の治癒力だと耳にする。

耳触りの良い表現だ。でもよくよく考えてみれば当たり前のことだ。それでも治らないので意図的な施術をしてもらうのだ。普通そう考える。

 

 しかし、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスに出会って、意図を持たない施術がより強力であるという事実を目の当たりにする。

 

 野口整体では気(愉気)という概念で説明する。”する方は何も考えず、ただ手を置くことだけです。「治そうとか自分から気を出そう」と気張ったりしないことです。 ただゆったりとした気持ちでゆっくり呼吸をしましょう。何も考えない何もしようとしないときに気は一番出るようです。”(整体協会ホームページより)

 

 クラニオセイクラル・バイオダイナミクスはリズムという切り口で説明する。

違う方便で説明しているだけなのだ。結果としては同じことだと思う。

 

 それは本来、誰にでもある何かインテリジェンスなもの、「その本質」をもっと人間は知るべきだ。気という目に見えないものを信じて感じるよりも、リズムというよりリアルなものを感じて行う方が腑に落ちる。そしてその存在の信憑性は高まるはずだ。

 

 そういうことを学べるクラニオセイクラル・バイオダイナミクスをもっと広めたいと思った。

 

 

なぜクラニオセイクラル・バイオダイナミクス(頭蓋仙骨療法)なのか

今まで、勉強してきて、身内、友人、会社関連の人達とその人達から口コミで伝わった人達だけで続けていた。さまざまな人達をセッションし続けて確実に効果があることを確信した。そして、それをを外向きに営業しようと、ふと思い立った。

このワークは1900年初頭アメリカのオステオパシーという医療体系の手技の一つとして ウィリアム・ガーナー ・サザーランドというお医者さんが見出したことから生まれる。 歴史的なことはそんなに詳しくないが、以下の通り想像する。 オステオパシーの創設者のメンバーの人たちは間違いなく、スピリチュアルな感性をもっていた。そして組織が大きくなるにつれ、皆はオステオパシーをアカデミックなものにしたくなった。大学を作り近代医学のステータスが欲しかった。表向きに近代化を推進するその裏で、現代の科学では合理的に説明できないものは端に追いやられて細々と受け継がれていく。

きっとそれがクラニオセイクラル・バイオダイナミクスだ。

一方、その思想は他のセラピーに影響を与え、逆に東洋思想などの考え方をも取り入れ、いくつかの流派にも分かれ、そして僕がこの日本で勉強するというところまでに辿り着く。
 
僕は2006年からサラリーマンをしながら整体を勉強していた。
いろいろなテクニックが知りたかった。
そのテクニックの一つとして、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスを習うことにした。

 

でも、習い始めて驚いた。
テクニックというよりも考え方(思想)だった。
やることの主なことは、自分自身を感じ見つめることだった。

しかし、それで相手に変化が現れる。

テクニックを習得しそれを相手に施すというものと180度違うものだった。

そして、僕はクラニオセイクラル・バイオダイナミクスの虜になった。