今、表題の本と


・頭蓋仙骨療法(J.E.アプレジャー)
・頭蓋仙骨療法Ⅱ(J.E.アプレジャー)
・ソマト・エモーショナル・リリース 
  体性.感情.解放とその向こう(J.E.アプレジャー)


が手に入り、断片的に精読しております。



この本を書いたアプレジャーという人が、オステオパシー門外不出

のクラニオセイクラルを独自解釈し、10段階に分け、

世に広めたということ。


私は、バイオダイナミクスという切り口からクラニオセイクラルを習い、

リズムの周期も違うし、意図的操作の有無など、

様々な違うところを聞かされながら学んできた。



これらを読んでみてわかったことは、



バイオダイナミクスと同じようなことをいっていることも多い、、が、

障害に対する細かいテクニックのことが頭蓋骨の解剖図を交えて説明されていて、

それを感覚でとらえる必要があるのだが簡単にしか表現されていない。

結構、エネルギーについての記述が多く、エネルギーの指向性についても、サラッとかいているだけで

どうやって指向性のエネルギ‐を発動するのかは書かれていない。

経絡について造詣が深いらしくテクニックの一つのツールになっているように書いてあるところもあった。

対話も大切であり、イメージ療法も取り入れているということ。

これはバイオダイナミクスでもやることだ。



参考にはなるが、

これを全部マスターすることは相当難しい。



非難を恐れずに書くと、

間違いなく、”盛っている、、”と、考えるのは私だけでしょうか。


それでいて、リズムについてはあまり説明がない、

端々で、”治療脈 ” という言葉がでてくる。

このとき、手は通常の体温より熱くなるとも書かれている箇所がいくつかあるくらいだ。

おそらく、何も習ったこのない人は、これを読んでも全く意味不明だろう。

トンデモ本ともいわれかねない。

ひょっとすると、ある種のポイントを押さえて習わなければ、

習った人でもわからないのではないか。



こんなに、医学的な、解剖学的な、生理学的な、後付をしなくても、


”瞑想的質感”を理解すれば全てが解決する。


すなわち、 静中心系メソッド のことだ。


あとは、知識だから本でも読めば、もしくは他の手技にでも応用できる。

アプレジャーだって、東洋医学の経絡の概念を取り入れている。



上記の象徴的な文章が

もうひとりのあなた(J.E.アプレジャー)のP104にあったので、

抜粋しようと思います。


↓↓↓↓以下抜粋


鍼治療は私達にとって、とても安価であり、薬を使う必要がないため非常に
魅力的な治療であった。(中略)そのころ、私はある治療家が鍼治療を
施すと非常に効果を上げるのに、同じ患者に他の治療家が同じ鍼治療を施しても全く効果が上がらないケースを多く見てきた。最初の頃は偶然であると思っていた。
同じ鍼治療で効果が上がらなくても、別に注意を与えることもなかった、また
患者に対しても治療前も治療中でも、また治療後も、治療効果についての説明はしなかった。しかし、その内に効果を上げることのできない医師が共通して
沈黙したまま治療していることに気が付いた。また効果を上げる医師は鍼治療を信じて施し、信じない医師は効果を上げていないことがわかった。信じない医師は2人で鍼治療を頭から馬鹿げた治療法だと考えている。そして2人とも、良い効果を得ていない。


↑↑↑↑(以上)


クライアントの治療に、信念や意欲がとても作用する。。。

ということだ。



そこまでわかれば簡単だ。


更にもう一歩踏み込んで、


静中心系メソッドを理解、実践すればなお成果が上がるはずだ。



間違いない。

 

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